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■大腸菌の仲間が毒素をつくる
O(オー)111やO157など「腸管出血性大腸菌」と呼ばれる大腸菌の仲間が怖いのは、
「シガ(ベロ)毒素」と呼ばれる毒素を作るからだ。
この毒素は血管の内側にくっついて、血管や細胞を破壊する。
腸管の血管につくと出血を伴う腸炎が起こり、血便が出る。毒素が腎臓に回ると、「溶血性
尿毒症症候群(HUS)」になり、腎臓が働かなくなる。脳内に入れば、脳神経細胞に障害が
出て、脳症が起こる。
腸管出血性大腸菌の中でO111は1割に満たない。
厚生労働省によると、この10年で国内の食中毒患者はゼロだった。
一方で、O157は9割を占め、この10年で約2600人が発症、10人が死亡している。
O111で重症化しやすいのは、抵抗力の弱い子どもや高齢者だ。
成人でもO111が大量についた食品を食べれば危険だ。
理由は不明だが、女性は男性より重症化しやすいとされている。
(>>2-10につづく)
▼asahi.com(朝日新聞社) [2011年5月7日0時3分]
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▽写真=O111、どこに潜む?
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