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【ワシントン=佐々木類】国際テロ組織アルカーイダの指導者、ウサマ・ビンラーディン
容疑者の隠れ家を急襲した米海軍特殊部隊(SEALS=シールズ)。“沈黙のプロ集団”
という呼び名を持つ隊員たちは、任務遂行直前まで秘密保持のためターゲットがだれかを
知らされていなかった。水中破壊工作など水中作戦を得意とする彼らがなぜ、内陸部での
“頂上作戦”に起用されたのか。ベールに包まれていた特殊部隊の輪郭が浮き彫りになってきた。
「勇猛果敢な精鋭部隊が歴史の流れを変えたことを誇りに思う」
シールズ司令官のウィンター米海軍少将は作戦成功後、シールズ隊員に任務遂行を祝う
電子メールを送っていた。「まだ、戦いは終わっていないから、秘密保持には十分に
気をつけるように」とも付け加えた。
外部に漏れたウィンター少将の電子メールは、米メディアがこぞって報じた通り、シールズが
今回の作戦で主役を張ったことを明快に裏付けている。
米NBCテレビなどによると、場所は不明だが、米軍はビンラーディン容疑者が潜んでいた
隠れ家と同様の施設を建設。暗闇での身柄確保や抵抗された場合の殺害など、突入訓練を
数カ月間にわたり入念に実施したという。
だが、突入したシールズ隊員らが実際のターゲットの名前、それがビンラーディン容疑者であることを
聞いたのは、「突入直前」。ヘリの中で瞬間、緊張で張りつめていた隊員らの間に大歓声が
沸き起こった、という。
「失敗という選択肢はない」。死のふちで臨機応変の対応が求められるシールズの合言葉だ。
シールズは、米中央情報局(CIA)とチームを組み、アフガン全域でアルカーイダ幹部の所在を
捜索、攻撃する作戦を遂行。今回の作戦もCIAのパネッタ長官の直接指揮下に入り、合同で実施した。
>>2以降に続く
ソース:URLリンク(sankei.jp.msn.com)