11/05/05 12:38:49.45 0
◆東電で倒閣
菅内閣なのか民主党政権なのかわからないが、東京電力の福島第一原発の事故の賠償案がひど
すぎる。
5月3日の朝日新聞が一面トップでとりあげているが、なぜ、東京電力が起こした事故の賠償を国民が
負担しなければならないのか。
まず、経営陣、株主、貸し手の金融機関がそれぞれの責任を果たさなければならない。経営陣は
総退陣すべきだし、株主価値を残したまま国民が負担を求められることがあってはならない。
金融機関も自分達がリスクをとって貸したお金を、国民に負担をさせて回収してもよいとは思わないだろう
(思うかもしれないが、それは許されない)。
事故が起きてから作った仕組みで、他の電力会社に拠出をさせれば、それぞれの電力会社のステーク
ホールダーが、「事故の後から」負担を迫られることになり、これもおかしい。 さらに、再処理を前提とした
2兆4000億円の電力会社の積立金(もとは電力料金だ!)には全く手をつけないというのも恣意的すぎる。
賠償は、1兆円ずつ4年間で4兆円としているが、果たして4年で全ての事故処理が終わっているだろうか。
漁業や農業が4年間で元に戻っているだろうか。 賠償のためには東電の資産売却は避けられない。
事故の被害規模を考えれば当然だ。
スッカラカンになった東電を国有化し、原発部門を切り離し、送電と発電に分割して売却しなければなら
ないかもしれない。 東電が、逆立ちしても鼻血も出ないようになって、2兆4000億円の積立金がきちんと
活用されて、それから初めて税の投入の議論を始めるべきだ。
>>2以降に続きます
ソース:河野太郎公式ブログ「ごまめの歯ぎしり」 2011/05/04 09:15
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