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東京電力は5日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉建屋に、作業準備のため、
東電の社員2人が入ったと発表した。建屋に人が入ったのは、3月12日の
水素爆発発生後初めて。
2人は同日午前11時32分、原子炉建屋とタービン建屋をつなぐ二重扉を
開けて入った。内部の放射線量を測定する。この後、東電の協力企業の作業員10人が、
建屋の空気を換気するホースを入れる作業を行う。作業は5日午後に終了する。
東電によると、5日に予定されている原子炉建屋内での作業時間は1人あたり10分で、
予想される作業員の被曝線量は3ミリ・シーベルトとみている。
(2011年5月5日12時03分 読売新聞)
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