【原発問題】「牛たちは甘えた声を上げ、集まってくる」…原発事故警戒区域で餌運び 東京電力や国への怒り、農家を突き動かすat NEWSPLUS
【原発問題】「牛たちは甘えた声を上げ、集まってくる」…原発事故警戒区域で餌運び 東京電力や国への怒り、農家を突き動かす - 暇つぶし2ch1:ラストボーイスカウト@空挺ラッコさん部隊ρ ★
11/05/05 10:12:18.47 0
 「300頭以上の牛が腹をすかせて待っている。行かなければ死んでしまう」。
福島第1原発事故で立ち入りが禁じられた20キロ圏内の警戒区域に、今も牛の餌を
運び続ける畜産農家がいる。丹精込めて育ててきた牛への愛情と、日々の営みを
突然奪った東京電力や国への怒りが、農家を突き動かしている。

 <重なり倒れる>
「人が行かなくなった畜舎は悲惨。成牛も子牛も折り重なるように倒れてる。生き残った
牛もがりがりにやせて、力のない目でこっちを見る。もう、いたたまれない」

 20キロ圏内の牧場の様子を切なげに話すのは、二本松市の農業生産法人「エム牧場」の
村田淳社長(56)。同社は県内7カ所に牧場があり、和牛約1200頭を飼う。
原発事故で職員が避難した後も数日おきに、原発から14キロの浪江町の牧場に
トラックで餌を運んできた。

 浪江農場は敷地約30ヘクタールと広大な主力牧場で、震災前は328頭を飼育。
畜舎を増設するなど規模を拡大中で、近く600頭まで増やす計画だった。

 場長の吉沢正己さん(57)は国が3月12日、20キロ圏内に避難を指示した後も
踏みとどまった。しかし、原発の状況が悪化したため17日に退避した。「原発が
爆発するたびに、どーんと重い音が響いた。双眼鏡で見ると白い煙が立ち上って、
もうこれまでかと泣く泣く牛を置いてきた」と振り返る。

 その翌日には必死の思いで農場に戻り、畜舎の牛を放牧場に放した。浪江農場の牛を
どうするか、社内で激論が交わされた。出荷できない牛に経費をかけて維持し、何の意味があるのか。
国の指示に従わず、危険を冒す必要はあるのか―。

 「結論は命を見捨てて、同じ生き物として恥ずかしくないのかということ。できる限りの
ことはしたい」。率先して浪江に餌を運ぶ村田社長は語る。吉沢さんも「東電が事故を起こし、
国が住民の意見を聞かずに立ち入り禁止の線を引いた。牛や農家は何も悪くない。
ひるんで逃げるのは嫌だ」と強調する。
>>2以降に続く
ソース:URLリンク(www.kahoku.co.jp)


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