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【ソウル4日AFP=時事】韓国警察が4日明らかにしたところによると、聞慶市で1日、
58歳のタクシー運転手がキリストの死を模して十字架にかかって死んでいるのが発見された。
男性は狂信的なキリスト教信者だったというが、警察は自殺、他殺の両面で捜査を進めている。
男性は、同市の使用されなくなった採石場で木製の十字架にかかって死んでいるのが見つかった。
パンツだけを身に付け、頭にはイバラの冠。右わき腹に刺し傷があり、身体にむちで打たれた跡が残り、
手足からは釘が突き出ており、明らかにキリストの死を再現したとみられる。
男の前には十字架にかけられた自身が見えるように鏡が置かれ、周辺には金づちやハンドドリル、
ナイフなどが散らばっていた。また、十字架の作り方や磔刑のやり方を記した紙が残されていたが、
男自身が書いたものかどうかは分かっていない。
死因を調べるために検視が行われている。男の両手にはドリルで穴が開けられており、
警察は出血多量で死んだ可能性もあるとみている。近所の人たちによると、狂信的なキリスト教信者だった。
警察は、復活祭の4月22-24日ころに死んだとみており、1人で自殺したのか、
それとも自殺を手伝った者がいるのか捜査している。さらに警察は、他殺の可能性も除外していない。
〔AFP=時事〕(2011/05/04-15:07)
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