11/05/03 12:00:12.75 0
福島第1原発事故で飛散した放射線量が県内で人体に影響がない低い水準で推移していることを踏まえ、
上山市は2日、市民生活や農畜産物の安全宣言を行った。観光庁によると、東北地方の自治体で安全宣言を
出したのは同市が初めて。風評被害の懸念があり、関係者は「先陣を切って安全安心を宣言することで
他自治体にも同様の動きが広がれば」としている。
放射性物質に関する県内の各種検査で、健康に影響を及ぼす数値はこれまで出ていない。
市内では空間や水道水、地元産アスパラガス、田畑の検査が行われた。
市内の温泉旅館では3~4月に予約のキャンセルが相次ぐなど震災の影響が深刻化。6月にはサクランボの
収穫シーズンを控え、農家などから不安の声が上がる中、市は風評被害の拡大防止を図るとともに観光客の
誘致につなげようと安全宣言に踏み切った。
この日、同市阿弥陀(あみだ)地のサクランボ畑で式典が行われ、温泉旅館や商工会関係者、農家ら約80人が
出席。横戸長兵衛市長が「おもてなしの心で観光客を歓迎するとともに、被災地の復興にも取り組みたい」と
宣言し、全員で「安全で安心な上山にぜひおいでください」とアピールした。
上山市が東北初の安全宣言 放射線量低く人体に影響なし|山形新聞
URLリンク(yamagata-np.jp)