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ウサマ・ビンラーディン容疑者が殺害されたとの一報は、
パキスタンから遠く離れた関西でも、驚きを持って迎えられた。
2年前から大阪府内で料理店を経営するパキスタン人の男性(41)は
「本来、イスラム教は平和な宗教なのに、ビンラーディン容疑者の唱える原理主義が
危険だという偏見を呼んできた。米中枢同時テロ以降、日本在住の知人たちの中にも、
過激派だと疑われて逮捕されたり、嫌がらせを受けたりした人がいる」と表情を曇らせた。
「日本に住むパキスタン人の知人たちは、全員この情報を歓迎した」と
男性は話したが、今後のことに話が及ぶと、「ビンラーディン容疑者が死んでも
テロがなくなるとは思えない」と話し、祖国を案じた。
神戸市中央区の食料品店に勤めるパキスタン人の男性(60)は
「アルカーイダによってパキスタンはむちゃくちゃになった。
悪者の時代はもう終わったと多くのパキスタン人が思っている」と話した。
またアフガニスタンで人道支援活動を続ける「宝塚・アフガニスタン友好協会」の
西垣敬子代表(75)=兵庫県宝塚市=は「一つの時代の区切りを感じた」と話した。
西垣さんによると、同協会が活動拠点にしているジャララバードには、
アラブ系の住民が多く、現地の住民らに「(ビンラーディン容疑者の)名前を口にすると
スパイと疑われ、身の危険が生じる」と忠告されたこともあったという。
西垣さんは「アフガニスタンのタリバンは、現在アルカーイダと
一線を画しているとされるが、タリバンによる自爆テロが鎮静してくれれば…」と話していた。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)