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東日本大震災の避難所で提供されている食事の栄養価が、阪神大震災のときと比べ、
不十分な状態にとどまっていることが2日、兵庫、宮城両県の栄養調査で明らかになった。
兵庫県は宮城県に対し、災害救助法で定める避難所の食事単価の増額を国に求めることを提言した。
現在、宮城県内の避難所での1日の食事単価は1010円。
これに対し、阪神大震災時の基準は800円だったが、
特別基準が採用され、1・5倍の1200円に増額された。
震災1カ月後の食事を比較すると、阪神では1日3食のうち、
1~2食の幕の内弁当とカット野菜が提供されていた。
ところが今回は震災1カ月以上が経過した現在でも1日2食で、
それもおにぎりやパンが中心の避難所も多いという。
避難所で実施した栄養調査では、避難所の9~10割でビタミン類が不足し、
8割でタンパク質が不足していることが判明した。
調査にあたった兵庫県健康増進課は「食事単価には燃料や食器、
搬送の代金も含まれている。被災範囲が広い今回の被災地は、
食材に使用できる金額が限定的」と分析している。
産経新聞
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