11/05/02 11:50:15.22 EMZgRXct0
>>461
産経新聞記事より。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
国連が今月半ばにまとめた旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(1986年)の健康影響の報告書では、
被曝(ひばく)当時に子供だった人の中からこれまでに約6千人に甲状腺がんが見つかっている。
このうち2005年までの死亡者は15人で、がんが見つかった人の99%以上は生存している。
当時は放射性ヨウ素と甲状腺がん発症の関係がよく知られていなかった。そのため事故後も多くの
住民は、今検出されているものより、かなり高濃度の放射性ヨウ素に汚染された食品を長い間食べ
続けていた。
放射性物質による健康への影響では、「今は大丈夫でも将来がんになるのではないか」と心配する
人も多い。チェルノブイリ原発事故で、「がんや白血病の患者が増えた」「魚や植物に奇形が出た」
などの報道が日本でも盛んになされたのを覚えている人ならなおさらだ。
ただ、これまでに同事故で放射性物質が原因のがんで死亡したことが科学的にはっきりしているの
は、甲状腺がんによる15人だけ。甲状腺以外のがんについては、被曝した人とそうでない人で今の
ところ発症に差がないことが分かっている。