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カブトムシが羽化する時期を前に、丸々と育った幼虫の出荷が27日、福井県福井市間戸町の
美山かぶと普及会で始まった。ガラスの瓶に入れて幼虫が成虫に成長する過程を観察できる
セットもあり、県内外の愛好家に向けて順次発送される。
同会の東藤寛治代表(52)は約30年前からカブトムシの幼虫を全国に発送している。
5月5日の「こどもの日」に合わせた祖父母から孫への贈り物としても人気があり、近年は、
子どものころに同会の幼虫を育てた経験を持つ人が親になり、再び注文してくることも増えたという。
幼虫は大きさ7~8センチで、6月下旬にさなぎ、7月上旬に成虫になる。今年は気温が低め
だった影響で出荷が一週間ほど遅れた。近年、イノシシの食害に遭うことも多いという。
5月末まで発送する予定で、雄3匹、雌3匹のセットを200組用意している。
大きな成虫にするためには、幼虫の時期にしっかり成長させる必要があるため、栄養をたっぷり
与えることが大切だという。東藤さんは「虫が苦手なお子さんも、自分の手で育てることで
愛情を持って世話をするようになりますよ」と目を細めていた。
[福井新聞](2011年4月28日午前7時43分)
URLリンク(www.fukuishimbun.co.jp)
子どもたちに人気のカブトムシの幼虫を専用の容器に移す東藤さん親子=27日、福井市間戸町
URLリンク(www.fukuishimbun.co.jp)