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東京大学の荒川泰彦教授とシャープの研究グループは、
次世代太陽電池として期待されている「量子ドット太陽電池」の理論変換効率が
75%に達することを明らかにした。
63%が上限とされていたが、バンドギャップの間に電子の足場となる中間バンドを
複数持つ構造にすると、変換効率が上がることを理論的に見出した。
米物理学誌アプライド・フィジクス・レターズに25日発表する。
量子ドット太陽電池のバンドギャップに、四つの中間バンドを設けると
太陽光スペクトルを有効に利用でき、変換効率が最大で75%になることを
理論計算で算出した。
従来の理論変換効率は中間バンドが一つの構造が前提だった。
今後、計算結果に基づき量子ドット太陽電池の構造の最適化を進めて、実験的に検証する。
ソース:日刊工業新聞
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