【論説】 「日本の異論許さぬ雰囲気が、原爆に繋がった。そして再び福島原発破壊という原爆が日本に落ちた」…ジャーナリスト・野田氏at NEWSPLUS
【論説】 「日本の異論許さぬ雰囲気が、原爆に繋がった。そして再び福島原発破壊という原爆が日本に落ちた」…ジャーナリスト・野田氏 - 暇つぶし2ch175:名無しさん@十一周年
11/04/25 16:23:10.47 H9yy/f1t0
1932年(昭和7年)に大阪国防婦人会が生まれた。主婦の安田せいさんたちが、誰の見送りもなく
 ポツンと一人たたずんでいる若者(出征兵士)の姿に涙して始めたのだった。この運動はたちまち
 大日本国防婦人会へ肥大化する。せっせと千人針を作り、慰問袋を贈り、若者を励まし、対外侵略
 戦争へ送り出す彼女たちの背後に、軍需企業群と結ぶ大日本帝国軍がいた。とすれば声を出すまい、
 口を閉じていよう。そしてこの国は奈落に転げ落ちた。原爆という悲惨を知った。

 今日、再び原爆が落ちた。東京電力福島第1原子力発電所の破壊だ。明日も明後日も、私欲を
 追求して飽きない政官業学の利権ゆ着構造によって造られた「安全」偽装の崩壊ゆえの、きわめて
 皮肉としか言いようのない恐怖と苦痛が連綿と続く。すると、〝おびただしい数の安田せいさん〟が
 先を争うように「がんばれニッポン!」を輪唱し始めた。
 あの安田せいさんの涙は清かったと思いたい。だが、その涙は原爆悲惨へと舞っていく大日本帝国の
 背を〝下〟から吹きあげるものだった。

ここは同意する


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