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3月11日に発生した東日本大震災以降、中国メディアでは日本の報道が急増し、
多くの中国人の日本に対する印象に大きな変化をもたらしたようだ。それまでに
アイドルグループやアニメなど日本の流行文化の魅力に惹かれながらも、
歴史や尖(せん)閣(かく)諸島の領有権問題をめぐり日本を敵視してきた多くの若者たちは、
募金活動に参加するなど日本支援に回った。インターネットなどで秩序を守る日本人を
称賛する声が多く寄せられたほか、記者会見で菅直人首相(64)が厳しい質問に
浴びせられたことについても「日本の言論の自由が羨(うらや)ましい」といった反応があった。
涙の中継に感動
震災発生当日、香港系メディア鳳凰衛視(フェニックス・テレビ)のライブ放送で、
東京特派員、李(り)●(=森の木が全て水)(びょう)氏は津波が町を襲う映像を
紹介する際に声を詰まらせ、嗚咽(おえつ)しながらニュースを読み上げたことが
中国のネットで反響を呼んだ。「なぜ日本人のために泣くのか」「歴史を忘れてはならない」
といった批判的意見が一部であるものの、李氏を支持する声は圧倒的に多く、
「感動した」「被災した日本を一刻も早く支援すべきだ」といった被害者を悼(いた)み、
日本人にエールを送る書き込みがあふれた。
2004年10月に新潟県中越地震が発生した際、中国ネットでは「天罰だ」「祝賀する」
といった心のない書き込みがほとんどで、それを諌(いさ)める声も少なかった。
被害の大きさに違いはあるとはいえ、日本の天災に対する反応は大きな変化があったといえる。
近年の高度経済成長で、被災者を支援する精神的余裕が出てきたことと、
08年5月の四川大地震で、日本が中国を支援したことが背景にあるとみられる。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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