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東日本大震災で被災した宮城県石巻市の避難所に
「西日本有志の会」「西日本小売業協会」などと名乗る男性2人組が現れ、
避難住民に直接現金を配ったことが23日、わかった。
市が同日、災害対策本部会議で明らかにした。
市によると、2人組は21、22の両日、市内の避難所計6か所で3万円ずつ
茶封筒に入れた現金を避難住民に配ったほか、市牡鹿総合支所で、
職員に3万円の茶封筒約170通、計約500万円を渡していった。
総額は5000万円以上とみられる。避難所の職員が
「やめてください」と言って断っても配り続け、その後立ち去ったという。
話を聞きつけたほかの被災者からは「不公平だ」と訴える電話が
市に寄せられており、市は「志はありがたいが、被災者に公平に
配れる義援金として送ってほしい」と呼びかけている。
(2011年4月23日20時44分 読売新聞)
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