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10日に投開票された福岡市議選で南区から立候補、落選した無所属新人の本山貴春・元候補(29)が、
選挙期間中、インターネット上の無料動画配信サイト「ユーストリーム」を利用し、政策についての演説や
支援の呼びかけなどを毎日生中継していたことがわかった。
候補者が選挙期間中にブログやホームページなどを更新して問題となるケースはあるが、ネットを使った生中継は
極めて異例。
総務省によると、公職選挙法では、選挙期間中は法定はがきなどを除き、候補者や政党に関する「文書図画」の
頒布が禁じられている。ネット上の文書や画像、動画も「文書図画」に該当するとされ、選挙期間中の更新は
公選法に抵触する恐れがある。
本山元候補によると、生中継は告示日の1日から投開票日前日の9日まで毎日午後9時から10~15分程度実施。
名前入りのたすき姿で東日本大震災の復興支援策について持論を展開したり、「ご支持、ご支援を賜りますよう
お願い申し上げます」と投票を呼びかけたりした。それぞれ数十件のアクセスがあったという。
さらに、生中継した動画は自分のブログから閲覧できるようにしており、動画以外にもブログや簡易投稿サイト
「ツイッター」を使った活動もしていた。
この間、福岡県警から4、5回にわたって映像やブログの記述を削除するよう口頭で警告を受けたが、従わなかったという。
本山元候補は元放送通信会社員。南区には定数11に対し15人が立候補し、本山元候補は1901票で最下位だった。
読売新聞の取材に対し、「ネット選挙については公選法に規定がないと認識している。金もかからず、利用しても公選法の
精神には反しない。選挙を変えて政治を変えたかった」と話した。
ソース
読売新聞 URLリンク(www.yomiuri.co.jp)