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福島第一原発事故による食品の放射能汚染問題で、千葉県から出荷自粛を指示されていた同県旭市産の
葉物野菜のサンチュが今月上旬、東京都品川区内の大手スーパーで販売されていたことがわかった。
政府は「出荷を自粛していて流通しない」としていたが、実際には出回っていた。
農林水産省と千葉県によると、このサンチュは4月7日、同省が店頭での食品表示の監視を依頼している「
食品表示ウオッチャー」がスーパーの店頭で見つけた。表示は「千葉産」だったが、裏面に記載された集配業者の
所在地が旭市で、同省に通報があった。
同省や千葉県が調べたところ、集配業者は旭市内の複数の農家からサンチュを仕入れていた。いずれも
ハウス栽培だったという。
旭市では3月22日に採取したサンチュやシュンギクなど5品目から基準を超えた放射性ヨウ素が検出されたことが
同25日に発表され、同市が出荷自粛を決定。同県は同29日に旭市や農協に対し、出荷自粛を指示した。
政府はこの指示に基づき「基準を超えた地域の該当農産物は流通しない」と説明。今月4日に出荷停止を指示した。
ところが、旭市は3月28日に独自にサンチュの検査を実施。ヨウ素が1キロあたり1700ベクレルで、基準
(同2千ベクレル)を下回ったとして、出荷を止めていた集配業者はスーパー側と話し合い、「基準以下になったので
出荷を控える必要はない」と判断。翌29日から、出荷停止が指示された今月4日まで出荷を続けていたという。
福島県などの野菜で基準を超えた際、政府は2日後に出荷停止を指示した。その後、政府は全県でなく地域を限定して
停止できるようルールを変更し、旭市などに停止が指示されたのは検査から10日後になった。千葉県は首都圏への
野菜の一大供給地になっている。
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ソース
asahi.com URLリンク(www.asahi.com)