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★対立軸 都の課題<上>築地市場 消えぬ「移転反対」の声
写真 築地市場(矢印)と、移転予定地の江東区豊洲地区(手前)
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東京港と運河に囲まれた江東区豊洲地区に約四十ヘクタールの広大な土地が広がる。
開場から七十六年がたち、老朽化の目立つ築地市場(中央区)の移転候補地に挙がってから十年余。
この間、環境基準を超える土壌汚染が見つかり、都は汚染除去した上で、三年後の移転完了を目指す。
前回選挙でも争点となった築地問題。移転反対の声は今も消えない。
「移転計画は白紙撤回。築地での現地再整備しかない」。
先月二十九日、小池晃さん(50)はスーツに長靴姿で視察した後、市場前で訴えた。
「移転は市場関係者の合意が得られていない。豊洲案は公共市場の役割を壊し、
大手物流や外食チェーンのための拠点に変えるものだ」と批判する。
ドクター・中松さん(82)も土壌汚染を理由に「築地で再整備するべきだ」とする。
渡辺美樹さん(51)と東国原英夫さん(53)は慎重な姿勢を示す。
渡辺さんは今月二日、早朝の市場を視察し「食の安全を最優先に考える。
どちらの方が安全で、投資対効果が高いか。白紙でゼロから判断したい」と再検討の可能性を示唆した。
東国原さんは先月二十九日に移転反対派の業者の声に耳を傾けた。
「豊洲がどれくらい安全かを調べ、現場の意見を聞いて一年以内に成案を得る」と話す。(続く)
東京新聞 URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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