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★「ただちに影響ない」繰り返す枝野氏説明に疑問…根拠示した説明を
・「ただちに健康に影響を与えるものではない」-。野菜や飲料水などから基準(規制)値を
超える放射性物質(放射能)が検出されたとき、枝野幸男官房長官が繰り返し使った言葉だ。
この言葉に「ただちに影響がなくても、何年か後に影響が出るんだろう」と思った人も
多いのではないか。実際は現在までに検出された値では将来的にも健康への影響はなく、
「ただちに」という言葉を使ったことに疑問を投げかける専門家も少なくない。
「基準値を超えた」ことで食品の安全性に疑問の目が向けられたのは、今回の放射性物質が
初めてではない。これまでも輸入野菜や輸入ウナギなどから基準を超える残留農薬や食品添加物が
みつかるたびに、「基準の10倍」などの報道がなされてきた。これらの化学物質も、これまで報道
されてきたものの多くは、基準は超えているが食べても健康に影響を与えるものではなかった。
元東京大学アイソトープ総合センター長で、食品安全情報ネットワークの唐木英明代表は「食品に
含まれる化学物質などは『絶対に』健康被害が出ないほど厳しいところに基準値を設定している。
放射性物質についても同様だ。厳しい決め方をしているのは、この値がリスク管理の目標値で、
努力目標の性格を持っているため」と説明する。
食品の場合、検査して基準値を超えたときは国が回収・廃棄を命じることができる。しかし
「食べても安全」なら廃棄する必要はないと思わないだろうか。テレビなどで原乳が捨てられている
様子を見て、「飲んでも大丈夫と言うが、危険だから捨てている」と思った人も多いだろう。
(>>2-10につづく)
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