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茨城県の橋本昌知事と、日立や鹿嶋など同県太平洋沿岸の9市町村長は5日、福島第1原発からの
低濃度放射性物質を含む汚染水の海への放出で、事前に情報提供がなかったとして、菅直人首相と
東京電力の勝俣恒久会長に抗議文を送った。
抗議文は、規制値の最大数百倍という高濃度の汚染水放出は「通常では考えられない行為」で、
住民の健康や環境に大きな影響を及ぼすと指摘。
やむを得ない緊急処置としても、申請の20分後に国が容認したのは極めて疑問で、今後は情報開示や
地元自治体との連携を十分行うよう求めた。
▽産経ニュース
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