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■汚染水放出、各国への説明尽くす=国際法に抵触せず-枝野官房長官
枝野幸男官房長官は5日午後の記者会見で、東京電力が福島第1原発の低レベル汚染水を
海に放出したことについて「直ちに差し迫った汚染の影響を周辺各国に及ぼすものではない」
としながらも、「近隣国はじめ関係国は当然関心が高いと思うので、外交ルートを通じた適切な
説明もさらに徹底していきたい」と述べた。
枝野長官は、国際原子力機関(IAEA)や各国政府に対し、汚染水を放出した4日の段階で
報告したと説明。韓国で事前の通報がなかったと反発の声が出ていることに関しては「国際法上、
直ちに問題が生じるとは考えていない」と述べ、加盟国に海洋環境保護の義務を課した国連海洋法
条約などには抵触しないとの認識を示した。
▽時事ドットコム
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