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米原子力空母ジョージ・ワシントン、佐世保へ初入港
米海軍の原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)が5日、長崎県佐世保市の佐世保港に入った。
入港の理由は「人員の交代や部品調達のため」という。
佐世保への原子力空母入港は2年ぶり12回目。GWは初めて。
GWは配備先の米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)で定期メンテナンス中だったが、
3月21日、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けた「予防措置」として横須賀港を離れ、
四国沖など日本近海を航行しながらメンテナンスを続けていた。
GWは警備にあたる海上保安庁の巡視船を伴って入港、午前7時半ごろ指定の停泊地に到着。
福島第一原発から放射性物質が漏れ続けている中での入港に、
佐世保市などの労組や平和団体は「住民感情を逆なでするものだ」と反発、
港近くで「原子力空母は出て行け」と抗議行動をした。
佐世保出港は当初5日夕の予定だったが、6日午前に延長された。(市川雄輝)
朝日新聞 2011年4月5日10時18分 リンク先に動画あり
URLリンク(www.asahi.com)
佐世保港に入港する米原子力空母ジョージ・ワシントン=5日午前7時、
長崎県佐世保市の佐世保湾、朝日新聞社ヘリから、恒成利幸撮影
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