11/04/05 10:16:25.91 0
・とうとう、汚染水が海に放出された。福島第１原発事故で東京電力は４日、大量発生した
放射性物質を含む汚染水の処理に関連し、敷地内にたまっている低濃度の汚染水１万トン超を
同日夜、海に排出し始めたと発表した。一方、高濃度の汚染水が海に流出している問題で、
阻止する方策がまったく見いだせず、対応策も二転三転するなど東電が迷走している。
４日午後７時すぎ、低濃度の放射性物質が含まれた汚染水の海への排出が始まった。
４号機南側の集中環境施設と呼ばれる建屋内の約１万トン。さらに、原子炉が冷温停止した
５、６号機の建屋にも、低濃度の汚染された地下水がしみ出し、施設水没の危険を回避するため、
たまっていた約１５００トンも流し出した。
東電は原発事故時に「応急の措置を講じなければならない」としている原子炉等規制法に
基づく措置と説明した。タービン建屋の地下などにたまっている高濃度の汚染水の保管場所を
確保するための異例の対応策。放出される汚染水に含まれる放射性物質の濃度は法律で
認められている濃度基準の最大５００倍。東電は放出した際の影響として、成人が近くの魚や
海藻を毎日食べても受ける放射線量は年間約０・６ミリシーベルトで、自然界からの放射線量の
４分の１と説明した。東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「高レベルの放射性物質を
管理するためとはいえ、環境に放出するので地域の皆様、関係者に誠に申し訳ない」と謝罪した。
東電の打つ手が相次いで後手に回った。静岡市から譲渡された人工浮島「メガフロート」への汚染水の
移送案も、収容力が１万トンと限界があるとして、海への放出に踏み切った。これで解決できるか
どうかの先行きも不透明だ。
一方で、２号機取水口近くの作業用の穴（ピット）にできた亀裂から海に流出する高濃度の
汚染水の勢いが止まらない。コンクリート注入に失敗し、「ポリマー」を投入したが流出は止められず。
乳白色の粉末入浴剤１３キロを投入。ピットの亀裂を４時間注視したが、汚染水は白濁しなかった。（抜粋）
URLﾘﾝｸ(www.nikkansports.com)
※前：ｽﾚﾘﾝｸ(newsplus板)