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長期化しそうな東京電力の計画停電の影響が、昨夏の猛暑で“品薄騒動”まで起きた大人気アイスキャンディー「ガリガリ君」にも及んでいた。
ガリガリ君といえば、昨夏の猛暑で飛ぶように売れたことで、一時期「どこに行っても買えない」と話題になった。今年の夏も、その可能性が急浮上している。
というのも実は、ガリガリ君は計画停電の地域に該当する、埼玉県深谷市の赤城乳業本社工場だけで生産されているからだ。
赤城乳業の広報担当者は「停電になれば、工場の操業をストップせざるを得ません。また、1日に2回も停電がある日には、その日、丸1日は操業しません。
昨夏に品薄となった時には、土日はもちろん、工場を24時間フル回転させましたが、停電では工場が動かせませんから」と事情を明かす。
日本の店頭に並ぶガリガリ君のすべてを作っているただ一つの工場が稼働できておらず、実際に去年の同時期に比べて「生産量は3割減です」(同)という。
計画停電で思わぬ大打撃を受けている産業の一つが、アイスクリーム業界だ。日本アイスクリーム協会の広報担当者は「実際に生産量を減らしたり、
新製品の発売を延期したりする企業もあります」と、ため息をつく。
計画停電の影響は、すでに消費者の「買い控え」を呼んでいる。「業界全体で昨年の同時期の6割ほどとなっています。
店頭の冷蔵庫や家庭の冷蔵庫の問題もあると思われます。(停電で冷蔵庫が動かなくなれば)『溶けてしまう』という心理が働くのではないでしょうか」(赤城乳業担当者)
このような「生産減+消費減」というダブルパンチもあり「この1週間、緊急会議で対策を練ることになっていますが…。
本当のところ、どうなるか分かりません」と赤城乳業の担当者。最後に「アイスクリームという食べ物は人をホッとさせる、
楽しい気持ちにさせると思っております。日本全体が大変な時ですが、そういう気持ちで製品をお届けしたい」と訴えた。
ソース 東京スポーツ
URLリンク(www.tokyo-sports.co.jp)
参考画像 ガリガリ君
URLリンク(a51.up.seesaa.net)