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福島県飯舘村では、県が村内で行っている土壌の放射線濃度についての詳しい
調査結果を基に、今後の農作物の作付けをどうするか決める方針ですが、
すでに作付けが遅れている葉たばこの農家からは不安の声が上がっています。
このうち、飯舘村で50年にわたって葉たばこを作ってきた高橋孝雄さん(68)は、4日、
村の葉たばこ農家で作る組合が育てている苗の様子を見に組合の施設を訪れました。
先月8日に植えられた種は1~2センチの苗に育っています。
本来なら畑に植える前段階として苗を一つ一つより分ける作業を終えているはずでした。
しかし、先月、村の土壌から高い濃度の放射性物質が検出され、組合では県が村内で改めて
行っている土壌の詳しい調査結果が出るまで作付けに向けた作業を中断しました。
これ以上遅れると、葉たばこの成長に大きな影響が出るうえ、もし仮に栽培が一切できないとなると、
高橋さんは1000万円余りの収入を失うことになるということです。
4日に集まった高橋さんたち葉たばこ農家からは一様に不安の声が聞かれました。
高橋さんは「1年だけならこれまでの蓄えで何とかなるかもしれないが、この土地で、
もうたばこが作れないとなると、どうすればいいのか。原発事故に対する東京電力や
国への補償を強く求めていきたい」と話していました。
ソース:URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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