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【韓国】スマトラ沖地震義援金を1/10に値切る
【韓国】ハイチ大地震:募金97億ウォン、被災者へ届かず―66億ウォンは大韓赤十字社の定期預金に[10/13]
大韓赤十字社は、今年1月に発生したハイチ大地震の被災者救援のため、97億ウォン(約7億900万円)の募金
を集めたが、このうち66億ウォン(約4億8250万円)が1年間の定期預金として銀行に預けられていたことが分
かった。地震発生から9カ月たつが、現在までに被災者救援のために使われた金は12億ウォン(約8800万円)
にすぎず、これも国際赤十字・赤新月社連盟を通じて現地へ送った6億7500万ウォン(約4900万円)を除けば、
大部分が災害派遣医療チームの運営費に使われ、被災者たちに直接手渡された金はほとんどないとのことだ。
12日、国会保健福祉委員会所属の姜命順(カン・ミョンスン)議員(ハンナラ党)が公開した資料によると、
集まった募金のうち、これまでに使った額は12億1180万ウォン(約8870万円)で、内訳を見ると、災害派遣医療
チームの航空運賃として2億ウォン(約1500万円)、運営費として8300万ウォン(約600万円)、救援物資の
輸送費として1億6500万ウォン(約1200万円)が使われ、また6億7500万ウォンが国際赤十字・赤新月社連盟を
通じて現地へ送られたことが分かった。
また、赤十字社は今年4月、二つの銀行口座に33億ウォン(約2億4150万円)ずつ、計66億ウォンを年利2.6%の
定期預金として預けていたことが分かった。姜議員は「来年までに集まった募金をすべて使うと言っておきな
がら、1年間の定期預金にするというのは理解に苦しむ」と述べた。このほかにも、赤十字社が韓国国内で
ハイチ大地震に関する業務を行う際、その経費は集まった募金が入金されている口座から下ろして使っている
という。
これに対し、大韓赤十字社の柳宗夏(ユ・ジョンハ)総裁は「中国の地震や、インド洋大津波などの際にも、
効力を最大限に発揮するため、募金を3-4年間にわたって使っている。定期預金にしたのは、少しでも利子を
増やすためだ」と釈明した。
趙義俊(チョ・ウィジュン)記者
朝鮮日報 2010/10/13
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