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★EUの合計特殊出生率1.60 08年、23カ国で日本上回る 2011/4/2 8:55
欧州連合(EU)統計局は1日、域内平均の2008年の合計特殊出生率
(女性が一生の間に産む子供の数)が1.60になったと発表した。
出生率の上昇は現在の統計としてさかのぼることができる03年以降で6年連続。
大半の国で日本の09年の実績(1.37)を上回った。
国別では09年の出生率も発表しており、最も高かったのは、アイルランドの2.07。
以下はフランス(2.00)、スウェーデン(1.94)と続く。英国は08年実績で1.96だった。
これらの国は仕事と子育ての両立支援など少子化対策に積極的だ。
EU統計局は移民に頼らずに域内人口を維持するのに必要な出生率(2.1)に近づきつつあると分析している。
日本の出生率を下回ったのはドイツ(1.36)、ポルトガル(1.32)など4カ国で、23カ国は上回った。
ルクセンブルク、ポルトガル、マルタを除く24カ国は前年より上昇し、上昇が止まった日本とは好対照の結果となった。
EUでは日本と同様、高齢化が進んでいる。
ただ、移民の増加を主因に人口は10年1月に5億人を突破し、着実に増え続けている。
中長期的には出生率上昇も人口増に寄与するとみられる。(ブリュッセル=瀬能繁)
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