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1日の東京株式市場で東京電力の株価が一時、399円まで下落した。東電によると
株価が400円を割り込むのは、1951年12月に付けた終値としての最安値(393円)以来。
福島第1原発事故の長期化で、企業として生き残れるかどうか市場の懸念は依然として大きく、
週明け以降も予断を許さない情勢だ。
ただ枝野幸男官房長官が同日、出資を含め国の関与もあり得るとの認識を示した
こともあり、経営への過度な不安はいったん後退。1日の終値は前日比17円安の
449円となった。
東電には農家への補償や火力発電所の増設のため、巨額の経費負担がのしかかる。
3月31日に格付け会社が東電の長期格付けを3段階引き下げたことも株価下落に
拍車を掛けた。
東電株の大震災前の10日終値は2153円。原発事故の事態悪化に伴って株価は
下落し、東電の国有化が取り沙汰されたことなどから、30日には500円を割り込んだ。
ソース:URLリンク(www.47news.jp)