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【シンガポール時事】シンガポール政府は31日、福島第1原発事故を受けて実施している日本産輸入食品に対する
放射能検査で、静岡県産の小松菜からヨウ素131など3種類の放射性物質を新たに検出したため、
静岡産の野菜、果物の輸入を即日停止すると発表した。
同国政府によると、静岡産小松菜の放射性物質の検出量は、ヨウ素131がサンプル1キロ当たり648ベクレル、
セシウム134が同155ベクレル、セシウム137が同187ベクレル。
このうちヨウ素131の量は、シンガポール政府が参照する国際ガイドラインの1キロ当たり100ベクレル以下という基準を上回っている。
日本産食品に関してシンガポールは24日に福島、茨城、栃木、群馬の4県産の牛乳、乳製品、果物、野菜、
魚介類、肉類の輸入停止を決めたのに続き、千葉、愛媛、神奈川、東京、埼玉の5都県の野菜、果物の輸入停止も相次いで決定。
同国の輸入停止措置は静岡県で10都県に広がった。 [時事通信社]
朝日新聞 2011年4月1日0時6分
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