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★東電会長「深くおわび」=「誠意もって補償」、人災は否定-社長不在のまま謝罪会見
・「ご心配、ご迷惑をお掛けし、心から深くおわび申し上げます」-。福島第1原発の
放射能漏れ事故をめぐり、東京電力の勝俣恒久会長(71)は30日午後の記者会見で、
脇に控えた副社長ら6人とともに5度も頭を下げた。陣頭指揮をとるべき清水正孝社長
(66)は前夜に入院し、姿を見せないままだった。
勝俣会長は冒頭、避難や屋内退避を余儀なくされた原発周辺の住民に対し、「過酷な
状況を強いて、本当に申し訳ない」と陳謝。農作物、水道水などへの放射能拡散や
度重なる計画停電についても謝罪を繰り返した。
被害補償に関しては「誠意をもって準備する」「最大限の補償をしたい」と強調する一方、
私財を投じるかとの質問が出ると、「プライベートに関しては控えたい」とかわした。
原子炉からの蒸気放出や海水注入など初動の遅れによる「人災」だったとの指摘には、
「対応のまずさは感じなかった。ベストを尽くした」と否定。「現場に電気が来ず、通信も
できなかった。今までボタン一つでできたことが、現場まで行って手動でしなければ
ならなかった」と釈明した。
小柄な勝俣会長は約2時間の会見で自らメモを取り、質問者を見据えて回答を続けた。
震災発生時の行動を聞かれた際には、やや慌てた様子を見せ、同社が費用の一部を
負担し、マスコミOBと中国に出掛けていたことを認めた。
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