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【ワシントン時事】米食品医薬品局(FDA)の広報担当者は28日、
福島第1原発の事故に関連し、日本からの輸入食品について、1キロ当たり
170ベクレルを上回る放射性ヨウ素131を検出した場合には輸入を
差し止めるとの規制方針を明らかにした。生鮮食品など保存期間が短いものは
業者側に引き取りを求め、冷凍食品などについては一時保管し、基準を下回った
場合には米国内での流通を認めるケースもあるとしている。
FDAによると、米国では放射性ヨウ素131に対する規制として、
食品については1キロ170ベクレルを政府による「介入レベル」と規定、
国民が大量摂取しないようにするための保護措置を講じる。ただ、この
介入基準を上回る量を摂取した場合に健康に影響が出ると認定しているわけではないという。
日本はヨウ素131について、飲料水は1キロ当たり300ベクレル、
野菜類は同2000ベクレルを暫定規制値としている。
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