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宮城県は28日、県内4カ所で採取した葉物野菜3品目から放射性物質が検出されたと発表した。
東京電力福島第1原発事故の影響とみられるが、いずれも食品衛生法の暫定基準値を大幅に下回っている。
記者会見した村井嘉浩知事は「県内農作物の安全があらためて確認された。
健康には全く影響がないので、県民は安心してほしい」と強調した。
県によると、放射性ヨウ素131は、亘理町のシュンギク(ハウス栽培)で1キログラム当たり
623.9ベクレルを検出した。食品衛生法の暫定基準値は2000ベクレルで、3分の1以下だった。
川崎町のホウレンソウ(ハウス栽培)は293.8ベクレル、涌谷町のホウレンソウ(同)は77.0ベクレル、
仙台市のコマツナ(露地栽培)は373.6ベクレルだった。
放射性セシウム137は、仙台市のコマツナから1キログラム当たり119.8ベクレルが検出された。
暫定基準値500ベクレルの4分の1以下で、ホウレンソウとシュンギクは4~6ベクレルだった。
それぞれ25日に検体(サンプル)を採取し、東北大で28日に検査した。水道水と原乳(生乳)は
25日の検査で国の基準を大きく下回った。
県は今後、県営広域水道の水道水に限り、週1回程度検査する。毎日の空気中の放射線量測定とともに
データの推移を見守り、水と空気の測定値が暫定基準を超えた場合、野菜や原乳を検査する方針。
河北新報 2011年03月29日火曜日
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