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不謹慎なヒーロー番組
無職 ●川●紀 (新潟市 68)
今日、我が家に遊びに来た孫と共に、テレビのヒーロー番組を見た。
色とりどりの5人組が怪獣を倒す、あれである。
母親にプレゼントされたヒーロー図鑑を携えた孫の解説によれば、
今年の5人組は、200人近いヒーローの先輩の
誰にでも変身できるという、幕の内弁当の如きものとか。
さて、物語も佳境にさしかかった頃、主人公が、
顔にトランプのスペードがついたヒーローに変身し、敵に白兵戦を挑んだ。
孫はスペードの男は「原子力で動いている」と得意げに語った。
私は戦慄を覚えた。福島原発の惨事が全く解決していない現状で、
原子力で動くスペード男を、放射能漏れの危険があるような戦闘に
従事させるという展開は、あまりに不謹慎過ぎないだろうか。
幸い、スペード男は苦戦することもなく敵を倒したが、
未熟な子供達が原子力の運用について、誤った認識を持たないとも限らない。
また蛇足ながら、5人組の若い女性が、洋風の家政婦の仕事着を
着ていた場面があったが、スカートがあまりにも短く、
こちらもまた、不謹慎であったように思う。
番組制作者らは、子供が見るものだということを良く考えた上で、
教育的な番組作りを行って欲しい。