11/03/28 17:18:51.18 0
菅直人首相(64)が大震災翌日、東京電力福島第1原発への視察を強行したことが、
事故対応を遅らせたとの見方が強まっている。
周辺住民に退避を強い、東日本の人々を放射能の恐怖に陥れ、
計画停電などで日本経済を疲弊させている責任の一端が首相自身にあるなら、万死に値する。
その他の震災対策でも批判が噴出している菅首相は最近、官邸内で孤立を深めている。
東日本大震災当日の11日夜、経産省原子力安全・保安院は、第1原発の事故に関して、
3時間以内の「炉心溶融」を予測した。翌12日未明には、溶融の前段である「炉心損傷」を示す、
放射性ヨウ素や高いレベルの放射線を検出したため、政府専門家の間では
「即時、原子炉の圧力を低下させる応急措置をとる」との方針が決まったという。
ところが、応急措置の実現までに、なんと半日も要した。
この原因は、「原子力に詳しい」と自画自賛する菅首相が12日早朝、原子力安全委員会の
班目春樹委員長とともにヘリコプターで第1原発を視察したことだという。政府文書や複数の政府当局者らの話で判明した。
「チェルノブイリ原発事故」「スリーマイル島事故」を想像させる事態悪化を受け、東電幹部と
班目氏らがベントの必要性を確認したが、東電がベント実施を政府に通報したのは、菅首相の視察終了後の8時半で、
作業着手は9時4分。空気圧縮ボンベの不調などで時間を費やし、実際に排出が行われたのは午後2時半だった。
与党関係者は「菅首相の視察でベント実施の手続きが遅れた」と説明。政府当局者は
「ベントで現場の菅首相を被曝させられない」との判断が働き、現場作業にも影響が出たとの見方を示した。
政府に近い専門家は「時間的ロスが大きい」とし、ベントの遅れが海水注入の遅延も招いたと解説。
1号機では排出開始から約1時間後、水素爆発で同機建屋の外壁が吹き飛んだ。
事実とすれば、菅首相の政治パフォーマンスである視察が現場を混乱させ、原発事故をより深刻にさせたといえる。(抜粋)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)