【大震災】防災の教え、命救った 釜石「津波てんでんこ」生かす 小中学生、高台へ一目散 562人全員無事at NEWSPLUS
【大震災】防災の教え、命救った 釜石「津波てんでんこ」生かす 小中学生、高台へ一目散 562人全員無事 - 暇つぶし2ch2:環境破壊ちゃんφ ★
11/03/28 09:19:34.34 0


津波は地震発生後、いつ来るか分からない。教師の指示が遅れると、逃げ遅れることになる。
釜石市内の小中学校は指示されなくても「とにかく早く、自分の判断でできるだけ高いところ」に逃げるよう指導してきた。

釜石市は昭和三陸地震(1933年=昭和8年)やチリ地震(60年)などの津波で大きな被害を受けた。
市内の各小中学校は津波を経験した高齢者の講演会などを開いたり、当時の映像を見せたりして津波の恐ろしさを教えてきた。
釜石東中の場合、平均して週1時間を防災教育に充て、年3回避難訓練を行っている。

市教委などによると、今回の震災で、釜石市内の小中学生2923人のうち、死者と行方不明者は5人。
ほとんどが学校を休んでいた子供で、学校からの避難がほぼうまくいったことを裏付ける。

 一方、釜石港沖には2009年、マグニチュード(M)8・5の地震を想定し、高さ約6メートル、
全長約1・6キロの防波堤が建設された。耐震性を増すなど最新の技術が駆使されたが、
10メートル以上とされる今回の津波であっけなく破壊された。

船や家を失い、避難所に身を寄せる漁業者からは「防波堤があるから、(津波対策は)万全だと思っていた」との声が多く聞かれた。
釜石市の幹部は「津波対策は防波堤の建設などのハード面と、津波の恐ろしさを啓発するなどのソフト面があるが、
今回の震災でソフト面の大切さを痛感した」と話している。 〈津波てんでんこ〉 
岩手県大船渡市の津波災害史研究家山下文男さん(87)が、幼少時に父母が語っていた
言葉を講演で紹介したことなどがきっかけで広がったとされる。
「てんでんこ」は「てんでんばらばらに」の意。
もともとは自分だけでも高台に逃げろという考え方を示すが、現在の三陸地方では
自分の命は自分の責任で守れという教訓として使われている。



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