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東京電力福島第1原発の事故で、同社の武藤栄副社長(原子力担当)は27日午後、収束までの
見通しに関して「残念ながら何カ月、何年と言えるまで具体的な方策、スケジュールは詰まっていない」
と述べた。その上で「全体としては進展が見えていると思う。努力を積み重ねたい」として、事故対応
への理解を求めた。
1~3号機の原子炉内にある燃料棒の状態については、「観測できるデータが非常に限られ、
推測するのは難しい」と発言。露出した燃料棒がどれだけ損傷しているか、把握できていないことを
明らかにした。
▽時事ドットコム
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