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避難指示地域の50人余避難
福島第一原子力発電所の事故を受け、「避難指示」が出されている原発から半径20キロ以内の地域に、
住民たちが生活に必要なものを取りに帰りそのまま留まるケースが相次いでいます。
自衛隊は、今月23日から25日までの3日間だけで、こうした人たち50人余りを避難させており、
ほかにも残っている人がいると見て、引き続き調査を進めることにしています。
陸上自衛隊は、第12旅団の隊員が中心となって、地元の自治体とともに福島第一原子力発電所周辺の
住民の状況を調査し、避難させる活動を行っています。
陸上自衛隊によりますと、今月23日から25日までの3日間で、避難指示が出されている原発から半径20キロ以内の
地域に、住民あわせて51人が居残っていることが判り、避難させたということです。
自治体別にその内訳を見ますと
▼浪江町が最も多く28人、
▼富岡町が15人、
▼双葉町が4人、
▼大熊町が3人、
▼楢葉町が1人となっています。このうち富岡町や大熊町では原発からの距離が1キロほどの自宅に留まっていた人も
いるということです。
留まっていた人の中には、いったん避難したが、着の身着のままだったので、生活に必要なものを取りに自宅へ
戻っていたという人や、飼っている牛の世話をするため、戻ったという酪農家などもいるということです。
また、今月23日、自衛隊員と町役場の職員に避難するよう説得されたものの、これを断っていた双葉町のお年寄りの夫婦は、
翌日の24日、隊員らの説得を受け入れ、避難したということです。
陸上自衛隊はこの地域に、ほかにも残っている人がいると見て、地元自治体とともに引き続き調査を進めることにしています。
避難指示地域の50人余避難 - NHK福島県のニュース
URLリンク(www.nhk.or.jp)