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与野党は十二日、東日本大震災を受けた二回目の党首会談を首相官邸で開いた。
民主党の岡田克也幹事長は二〇一一年度予算案を早期に成立させた後、四月に災害対策を盛り込んだ
補正予算を編成したいとの政府・与党方針を説明したのに対し、野党は国会の休会を提案。
与野党は災害対策で協力していくことでは一致したものの、具体論では折り合わなかった。
会談で、自民党の谷垣禎一総裁は「国会を休会し、各閣僚に全力で災害対応に当たってもらいたい」と提案。
公明党の山口那津男代表も「政府が緊急対応に全精力を集中するため、
短期間、国会を休会にすることを検討してもいいのではないか」と続いた。
いずれも国会を休会し、災害対策の補正予算の編成を優先すべきだと求めたものだ。
これに対し、民主党の岡田克也幹事長は「提案はありがたいが、法律的な休会となると、
予算案の成立が遅れてしまう」と慎重な考えを示した。
岡田氏は「(一〇年度の)補正予算を編成するのであれば(年度末まで)二週間しか残されていない」と指摘。
「被害額を確定し、何が必要かという作業を考えると、来年度の話ではないか」と述べ、編成は一一年度予算案を
成立させた後の四月以降にしたいとの考えを示した。
災害対策の補正予算を編成するには、まず本予算の成立が欠かせず、
国会の休会には応じられないと反論したもので、立場の違いは埋まらなかった。
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