11/03/13 08:19:48.88 0 BE:342921252-PLT(12556)
白煙を上げる福島第一原発。炉心溶融という。そんな事態に冷静でいられるはずがない。
何が起きているのか、どんな対策を進めているのか。政府は的確な情報を速やかに、
明確な言葉で示せ。
原発周辺の住民は不安と恐怖を心の底に押し込めながら、日々を送っているはずだ。
それは数値で測れるものではないし、想定できるものでもない。
とりわけ「炉心溶融」という事態ほど避けたいものはないだろう。それが現実に起きてしまった。
最悪の事態である。住民の安全と安心が何より優先されなければならないはずである。
危険な放射性物質は本来、外へ出してはならないものだ。通常、ウラン燃料は厳重に
封入されて、水の中に沈んでいる。そこが炉心である。炉心は、圧力容器に収められ、
守られている。
緊急時、原発でまずやるべきことは「止める」「冷やす」「閉じ込める」の三つだけ。
核分裂を止めて高熱の発生を抑えたあとも、温度はすぐには下がらない。
緊急時には水を注入し、炉心を冷やしてやらないと、高温で炉心が溶けて、放射性物質が
漏れ出てしまう。空だき状態に陥ると、原子炉の大爆発すら起きかねない。
その炉心溶融が起きてしまった。一九七九年の米スリーマイル島原発事故と酷似し、
旧ソ連のチェルノブイリ原発爆発事故すら頭をよぎる事態が、この国で進行中なのだ。
*+*+ 東京新聞 2011/03/13[08:19:48.14] +*+*
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