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福島原発
具体的な廃炉・解体や廃棄物のことなど考えないままに動かし始めた原発で
すが、厚い鉄でできた原子炉も大量の放射能をあびるとボロボロになるんです。
だから、最初、耐用年数は十年だと言っていて、十年で廃炉、解体する予定で
いました。しかし、一九八一年に十年たった東京電力の福島原発の一号機で、
当初考えていたような廃炉・解体が全然出来ないことが分かりました。
このことは国会でも原子炉は核反応に耐えられないと、問題になりました。
この時、私も加わってこの原子炉の廃炉、解体についてどうするか、
毎日のように、ああでもない、こうでもないと検討をしたのですが、
放射能だらけの原発を無理やりに廃炉、解体しようとしても、
造るときの何倍ものお金がかかることや、どうしても大量の被曝が避けられ
ないことなど、どうしようもないことが分かったのです。
原子炉のすぐ下の方では、決められた線量を守ろうとすると、
たった十数秒くらいしかいられないんですから。
結局、福島の原発では、廃炉にすることができないというので、
原発を売り込んだアメリカのメーカーが自分の国から作業者を送り込み、
日本では到底考えられない程の大量の被曝をさせて、
原子炉の修理をしたのです。今でもその原発は動いています。
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