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与野党は12日午後、首相官邸で、東日本を襲った大震災を受けて党首会談を開いた。
菅直人首相は、人命救助に引き続き全力を挙げる考えを強調。野党側は政府に協力する意向を改めて示した。
自民、公明両党は、地震対策を最優先するために国会を一定期間休会とし、2010年度補正予算案を早期に
編成するよう求めたが、民主党は難色を示し、逆に11年度予算案の年度内成立へ協力を要請した。
首相は会談で、同日午前に視察した被災地の状況を説明。さらに「復興ということになったら、予算といった問題もあるので、
いろいろな意見をいただきたい」と補正予算案に言及した。
自民党の谷垣禎一総裁は「国会を休会にして、全力を挙げて災害対応に当たってもらいたい」と述べ、国会法15条に基づく
休会を提案。同時に10年度補正予算案の編成を求めた。
公明党の山口那津男代表も同様の主張をした。
これに対し、民主党の岡田克也幹事長は「ぜひ本予算を通してほしい。補正は来年度の話ではないか」と答えた。
国会を休会した場合、参院で審議中の11年度予算案が年度内に成立しなくなる可能性もあるため、慎重姿勢を示したものだ。
補正予算案をめぐっては、野田佳彦財務相も同日の記者会見で「年度内につくるのは困難ではないか」と強調。
当面の復旧対策の財源には、10年度予算の予備費の残額2038億円などを充てる方針を明らかにした。
与野党党首会談は11日に続いて2度目。野党からは谷垣、山口両氏のほか、志位和夫共産党委員長、
福島瑞穂社民党党首、渡辺喜美みんなの党代表、平沼赳夫たちあがれ日本代表、荒井広幸新党改革幹事長らが出席。
与党から亀井静香国民新党代表も参加した。
(2011/03/12-20:15)
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