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菅直人首相は12日午前、東日本巨大地震の被災地をヘリコプターで視察した。
原子炉損傷の恐れがある東京電力福島第１原子力発電所を立ち寄った。
その後、自衛隊ヘリで福島、宮城両県の沿岸部などの被災地を上空から見て回った。首相は出発に先立ち、
首相官邸で記者団に「現地の責任者ときちんと話して状況を把握したい」と述べた。
政府は同日、災害被害の把握に向けて平野達男内閣府副大臣を団長とする調査団を岩手県に派遣。
緊急災害対策と原子力災害の両対策本部の会合も開いた。枝野幸男官房長官は同日午前の記者会見で
「甚大な被害の状況が徐々に明らかになってきた」と指摘。死者や行方不明者が今後さらに広がるとの認識を示した。
ソース 日経新聞
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