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2月28日発売の週刊プレイボーイ11号「NEWSの裏スジ」で予測したことが、最悪の形で的中した。
3月11日(金)午後3時15分、宮城県沖で日本列島の有史以来最大規模、マグニチュード8.8の超巨大地震が発生。
それに連動して数十分後には、茨城県沖でもマグニチュード7級の巨大地震が起こった。
11号の記事内容を反復すると、この二つの地震は決して単独に発生したわけではなく、
2000年代に入ってから太平洋とその周辺地域で、“前兆”となる大地震と噴火活動がくり返されてきた。
直近では、1月末に突如として火を噴いた霧島山・新燃岳、次いで2月22日(火)に
ニュージーランドのクライストチャーチ市を襲ったマグニチュード6.3の直下型地震、
そして3月からマグマ流出量が急増したハワイ・オアフ島のキラウェア火山が挙げられる。
これらの地震と火山活動は、地球最大の「太平洋プレート」が、20世紀後半から東西南北全方向へ
急速に拡大し始めたことが原因である。その結果、太平洋プレート内部と周辺プレート境界の
地殻内部に膨大な圧力エネルギーがたまり続けてきた。それがついに限界を越え、人間界に牙を剥いたのだ。
先日のNZ地震は日本列島から約1万キロの南半球で起きたので、他人事と受け止めた読者も多いはずだ。
しかし広大な太平洋のスケールからみれば、プレートの南端と北端、同じ条件下で起きた地殻変動にすぎない。
NZ地震で太平洋プレート南部の圧力が解放された結果、バランスをとるために、今度は北部のプレート境界で
地殻が大規模に割れた。それが今回、起きるべくして起きた「東北地方太平洋沖地震」の正体なのだ。
そして、何よりも問題なのは「この先に起きること」である。
東日本のプレート境界で空前規模の地震エネルギーが解放された後、必然的に目を向けざるを得ないのは、
これも膨大な地震エネルギーを溜め続けてきた、西日本地域の太平洋沿岸に延びるプレート境界地震だ。
宮城県沖、茨城県沖と、震源が南下しながら連動発生した巨大地震の次に来るもの、それはやはり、
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>>2以降へ続く