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福島県にある東京電力の福島第一原子力発電所の周辺では、これまで原発から半径3キロの範囲で
住民に避難の指示が出ていましたが、12日午前6時前に、菅総理大臣の指示を受けて避難指示の範囲が
半径10キロに拡大されました。
政府は、福島第一原発について、原子力災害対策特別措置法に基づいて、「原子力緊急事態」を宣言したことを受けて、
11日午後9時半前に、半径3キロメートル以内にいる大熊町と双葉町の住民に対して避難を、
また3キロから10キロの範囲では屋内に待避することを指示しました。
経済産業省の原子力安全・保安院によりますと、避難の指示の範囲は、12日午前6時前に菅総理大臣の指示を受けて、
これまでの半径3キロから10キロに拡大されました。
また、屋内待避の対象はなくなったということです。
原子力安全・保安院は、避難範囲拡大の理由について、1号機の原発の運転員がいる「中央制御室」と呼ばれる部屋で
放射線の値が、通常のおよそ1000倍まで上がっていることや、原子炉が入っている格納容器内の圧力を下げる
作業が遅れていることなどを挙げています。
原子力安全・保安院は「1号機からは放射性物質が微量ながら漏れ始めているとみられる。
住民の健康に直ちに影響はないと予想されることから、住民は落ち着いて避難してほしい」と話しています。
NHK 3月12日 6時59分
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