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「いいから逃げろ」-。大地震の衝撃の直後、妻(37)らに大声で叫び掛け、
仙台市若林区、建設業宍戸修さん(37)は、次女(2)を胸に抱き、はだしで家を飛び出した。
避難先の区役所まで一家7人で逃げた。一帯の田畑をのみ込み、自動車や家屋を押し流す
大津波。すぐ背後に追っていたのは、区役所に着いてから知った。
「報道で被害者がどんどん増えるのを見て驚いた。家族が無事だったのは奇跡だ」と
声を絞り出した。
避難先の市立沖野中学は12日が卒業式の予定。「津波が来る。高台に避難を」と、
渡辺洋一校長は号令。女性教諭は被害を免れたが「津波にやられた地区で働いている息子と
連絡が取れない」と目を真っ赤にしてうつむいた。氷点下に冷え込んだ深夜の教室の黒板には
「ご卒業おめでとうございます」との文字。そばには倒れた花瓶の破片が散らばっていた。
*+*+ 産経ニュース 2011/03/12[07:22:11.91] +*+*
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