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★【メア氏差別発言(下)】「本土メディアが矮小化」
「世界一の『ゆすりの名人』は、思いやり予算を日本から引き出している米国にほかならない」。
詩人で米国出身のアーサー・ビナードさん(43)=東京都=はメア氏発言を痛烈に批判する。
ビナードさんに限らず、米国人からも差別発言を問う声が上がる。
ビナードさんが不思議に感じるのは、東京などの日本メディアだ。
メア氏発言が文化も含めて日本人を侮辱したにもかかわらず
「本土マスコミが沖縄の問題として事実を矮小化し、火消しに躍起になっている。
なぜ国民全員が怒らないのか」と疑問を呈する。
マスコミだけでなく日本政府も枝野幸男官房長官が9日、ようやく参院予算委員会で
厳しい処分を求める発言をしたが、8日の電話会談は「遺憾の意」を伝えるにとどまった。
菅直人首相は「遺憾」を表明しただけにとどまる。
日米が世論の動きを見極めようとしている動きについて、
インターネット上で沖縄問題などについて英語で世界に発信する電子週刊誌
「Japan Focus」の編集者マーク・セルダンさん(72)=米国=は
「辺野古に新しい基地を造らせるという新たな重荷を沖縄に負わせる点において、
日米両政府は歩調を合わせている」と指摘する。(中略)
一方、イラク支援ボランティアの活動をしている高遠菜穂子さん(41)=北海道=は、
イラクで米軍の差別を目の当たりにした。「発言は本音。優越意識があってアジア全体を見下している。
外国で米軍は抑止力にはならず標的にしかならない。
評判の悪い米軍を、丁重に扱う日本と出て行ってほしいと思っている外国にギャップを感じる」と、
米国寄りの外交に疑問を投げ掛けた。
琉球新報から抜粋 URLリンク(ryukyushimpo.jp)