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不正の情報 収集チーム新設へ
他人とうその養子縁組をして名字を変えたり、インターネットの掲示板に違法な情報を書き込んだりする行為が、
ざまざまな犯罪の温床になっているとして、警察庁は、こうした不正行為について
一元的に情報を収集するチームを新たに設けて対策を強化することになりました。
警察庁によりますと、他人とうその養子縁組をして名字を次々と変え、
携帯電話や銀行口座などを不正に調達したり、外国人が日本人と偽装結婚して
正規の滞在資格を得たりするケースがここ数年増える傾向にあります。
また、闇サイトと呼ばれるインターネットの掲示板で犯罪の共犯者を集めたり、
違法な情報をやり取りしたりするケースも依然として後を絶たず、
こうした行為が組織的な詐欺や国際的な窃盗事件などより重大な犯罪にもつながっています。
このため警察庁は、犯罪の温床となる不正行為について、部門ごとに捜査をするだけでなく、
一元的に情報を集めて分析し、捜査に活用するチームを警察庁や各地の警察本部に新たに設けることになりました。
そのうえで、こうした違法行為を積極的に摘発するよう全国の警察に指示するとともに、
関係省庁や通信事業者などとも連携して対策を強化することにしています。
NHK 3月10日 11時58分
URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)