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「大手企業に絞ったのがいけなかったのかもしれない」。宇都宮市のホテルで八日開かれた、
県などが主催する合同就職面接会。今春、都内の私立大を卒業する同市出身の女性(22)は、
リクルートスーツ姿の若者であふれ返る会場を見渡しながら危機感を覚えた。
女性は「友人たちがそうしていたから」と、都内の大手企業を中心に四十社近くを回った。
その結果、いまだ内定はゼロ。「もう少し視野を広げていれば良かったかな」と表情をこわばらせた。
“超氷河期”といわれる就職戦線。一月末の県内大学生の内定率は前年同期を0・6ポイント
下回る61・9%で、統計の残る一九九八年以降、最低を記録した。
この背景にあるのが、採用意欲が高い中小企業に対し、学生が企業規模や職種にこだわりすぎる
ことによって起きる「雇用のミスマッチ」。実際、求人数はリーマン・ショックの影響で過去最低だった
前年を27・3%上回る二千三百四十七人に上り、従業員三百人以下の中小企業では33・4%の増加率を
見せている。
この日の面接会でも、列ができるのは大手や、事務職を募る企業ばかり。閑古鳥が鳴いていた
ブースも多く、途中で帰ってしまった企業もあった。ある福祉施設の人事担当者(43)は「きつい仕事と
いうイメージのせいか、誰も来ませんでした。人手不足なのに…」と弱り切った表情でこぼした。
>>2以降に続く
東京新聞
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