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ランキング番組は番組なのか広告なのか。飲食店などのメニューをランキングするバラエティーが論議を呼んでいる。
ランキング番組とはいずれもテレビ朝日の「お試しかっ!」「お願い!ランキング」「シルシルミシル」など。
視聴率も好調で、水曜深夜の「シルシル」、深夜の帯番組「お願い!」は昨年からゴールデンにも進出した。
最近の内容は、「お試しかっ!」の2月28日は定食チェーン「大戸屋」。メニューのベスト10を当てるまで食べる
「帰れま10」が人気で、視聴率は12.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。同27日の「シルシルミシルさんデー」は
味の素の特集で14.0%。同26日の「お願い!ランキングGOLD」は辛口評論家のランク付けコーナーで
ロッテリアを取り上げ、9.0%。どれも同時間の番組のトップを狙えるレベルをキープしている。
番組で取り上げてきたのはファミレス、ファストフード、食品会社などの有力企業や店だが、
問題になっているのは例えばロッテリアのハンバーガーをうまい、まずいと評しながら、
作り方まで見せて1社のみを結果的にPRしているため。
そのPR効果は抜群で、取り上げられたファミレスは放送後の週末に売り上げが5割もアップ。
そこで2000万円出すから取り上げて欲しいという企業の売り込みがあるというし、
その一方でテレビ局側から「お金を出したら商品のランキングを特集する」と
企業に持ちかけるという情報まで流布している。
テレ朝は「世の中の流行や話題性のあるものをベースに、ランキングなどさまざまな企画演出で視聴者に
ご覧いただく構成となっており、特定の企業や商品の単なるPR番組になっているとは全く考えておりません。
また、これらの番組で、対価を要求して番組で取り上げることを提案したことは一切ございません」(広報部)と語る。
こう指摘するのは放送ジャーナリストの小田桐誠氏だ。
「民放連の『放送基準解説書2009』のCMに関する項目を見る限り、番組基準ギリギリのところを
巧妙にクリアしているように感じます。ただ問題は番組の中身が広告かどうかではなく、局全体の収益との関わりです。
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