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腕時計や万年筆などに内蔵された超小型のデジタルカメラを悪用した盗撮行為が後を絶たない。
3年前頃から、店頭やインターネットでの販売が急拡大し、入手が容易になったことが背景にあると
みられる。デジタル技術の発達で、以前より小型で高性能な商品が出回っており、法規制を求める声も
上がっている。
腕時計、眼鏡、携帯音楽プレーヤー、万年筆―。大阪・日本橋の電器街にある専門店の陳列台に
並ぶ商品は、実はすべて小型カメラ。本来の機能を備えたものもあり、5000~1万5000円程度の
商品が多い。
ボールペン型の場合、クリップの上部に1ミリ前後のレンズが埋め込まれており、外見は普通の
ボールペンと変わりない。担当者は「カメラと分かるようでは売り物にならない。電波で飛ばせば、
生の動画を第三者が見ることも可能」といい、販売台数は3年前の3倍に増えたと話す。
NPO法人「日本情報安全管理協会」(東京)によると、日用品タイプの小型カメラは、もともと探偵業者などが
使っていたが、3年前頃から中国などから安価な商品が大量に流れ込み、店頭だけで数万個が流通していると
みられるという。
流通増加に伴い、盗撮目的で悪用された事件も相次いでいる。
2月25日、神戸市のJR三ノ宮駅ホームでアルバイト女性のスカート内を盗撮したとして、兵庫県迷惑防止条例
違反容疑で現行犯逮捕された元検察事務官の男(44)(依願退職)は、かばんにぶら下げたキーホルダー型を
使ったとされる。昨年11月には、大津市のJR石山駅ホームで、女子高生のスカート内を腕時計型で盗撮したとして、
男子大学生が現行犯逮捕された。
超小型「偽装カメラ」による盗撮が横行、法規制求める声も : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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